中にある電話の受話器から「もしも○○だったら」と言うと、
その瞬間から言った事が現実なります。
ドラえもん曰く「もしもこんな事があったら」
を体験するための実験装置との事。
それにしては効果の範囲が大き過ぎるような・・・
例えば「もしも魔法が使える世界だったら」
「もしも忍術が使える世界だったら」というように言うと、
その瞬間からそういう世界になります。
ただし上記だと抽象的なので、
実際どんな世界になるかは全く予想できません。
なので例えば、
「ハリー・ポッターのような魔法の世界」とか、
「NARUTOのような忍者の世界」とかなら、
ある程度予想できると思います(笑)
あらかじめ日記のように、
プロセスを細かく指定する事は性質上難しいですが、
工夫すれば設定する事ができます。
例えば「異世界に魔法が使える世界があり、
そこから日本へのトンネルが偶然通じてしまい、
その世界の人と仲良くなって魔法を教えてもらい、
日本だけが魔法の国になったら」とか(笑)
もちろんそのように広範囲に影響を与えるのではなく、
「もしも○○が私の事を好きだったら」とか、
「もしも私が年末ジャンボ宝くじで1等を当てたら」とか、
「もしも私がコンピューター並みの計算能力を持っていたら」とか、
「もしも私だけが漫画の世界の必殺技を自由に使う事ができたら」とか・・・、
そういう個人の範囲で利用する事もできる訳です。
もし取り消す場合には、
再び受話器から「もしも○○じゃなかったら」や、
「元の世界に戻して」と言う事で元に戻す事ができます。
その他の利用方法としては、
ひみつ道具に違う能力を付加したり、
他のひみつ道具の効果を取り消す事も可能です。
例えば「もしももしもボックスが携帯電話だったら」とか、
「もしもあらかじめ日記がただの日記だったら」とか。
このように後から「もしも○○だったら」と言うだけで、
何でもかんでもその通りにできてしまうので、
現状最強と言っても良いひみつ道具の一つですね。
ちなみに「既に存在するパラレルワールドに移動するだけ」という説もあり、
もしもボックスがどうやって「もしも」を実現しているのか、
その仕組みについてはよく分かっていません。
まぁその点についてはあまり触れない方が良いでしょう(笑)
メリット
・自由度が非常に高く、使いようによっては最強
デメリット
・道具自体が大きくて重く、持ち運びや移動が難しい
・「もしも○○だったら」と言わねばならず、発動に手間がかかる
・使い方さえ知っていれば誰でも簡単に使えてしまう
・「もしも〜」だけで表現するのは難しく、起こる事全てを予測する事はできない
・内容によっては全宇宙を滅ぼしかねない